翠月の零れる呟き

君の想い、僕の想い。それぞれの想い。

『拒絶した心』



払い除けた手

乾いた空気を靡かせた


何処までも転がっていく

拒絶した心


音は何もしない

自分の鼓動だけが低く響く


呼吸の仕方すら忘れたように

何一つ微動だにしない世界

『前向き、後ろ向き、上、下、右、左』


前向きばかりなんて

気持ち悪いよ


後ろも右も左も

上も下も好きに向けばいい


一斉に一つの方を向くなんて

昔の独裁者思い出す


後ろがいけない

下がいけない

そんなこと言われたくない


好きな方を向こうよ

向いてる方の景色を眺めよう