翠月の零れる呟き

日常の呟き

『立ち入るか立ち入らないかのライン』


立ち入るか立ち入らないか

迷ってしまうライン

割りきれず引きずったまま

歩いていくしかないことはたくさんある


重たくて歩けなくなったら

少し立ち止まって手離すことも大切だ


進めば進むほど

割りきれないことは増えていく

それでも歩いていくしかないものね

『傲慢』


自分以外の人を

思うままに従えようとする

自分のもののように当たり前に


それは傲慢だ

近しい間柄こそ気を付けたいことだ

『オレンジの星と見詰め合う夜』

星と見詰め合う夜

ベッドからカーテンを開けたまま

星空を見上げたらオレンジの星が

私をじっと見詰めてた


私も部屋を暗くして

じっとオレンジの星を見詰めた

ふるふる震えながら見詰める星

悲しかったことや悩んでたこと

オレンジの星が吸い取ってくれる

そんな感じがするくらい

気持ちが軽くなってく


「おやすみ」

星に呟いて目を閉じる

星もちゃんと答えてくれたよ

「いい夢を」て