翠月の零れる呟き

日常の呟き

『僕の心』




冬からずっと

心も身体も

縮こまって怯えてる


「暖かくなったら」

「暑くなったら」

「涼しくなったら」



何も変わらない

苦しくなるだけの世界


正しいか間違いか

白か黒か


徹底的に攻撃したり

とことん追い込んだり


思ってた以上に

冷たくて残酷な世界


心が折れた

月の綺麗な夜更け


心地いい夜風と

突き抜ける夜空


銀色に輝く月

見上げていたら


ポキンと響いた

僕の心


ずっと震えながら

耐えてた心



ポキンと折れた


「大丈夫」でなきゃダメ

「元気だよ」でなきゃダメ


僕はそこまで強くない

それともここまで頑張った?


もはや


何に怯え

何を怖がっているのかすら

見失ってしまった闇


あっち側へ飛び立つ命

こっち側で苦しむ命


どっちの命が正しいか?

どっちの命が強いのか?


それすらも

今の僕には解らない


時々呼吸のしかたを

忘れてしまう


どっち側かのラインが

あやふやになってる


ほんの少し

踏み外すだけで


簡単に

あっち側へ行けそう


今の僕に

こっち側の世界は


苦しくて孤独です



それでも僕の心は

小さく震えて生きてます

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