翠月の零れる呟き

日常の呟き

『人の気持ちと似てる』



濁流に呑み込まれてく

茶色く濁って渦を巻いて轟音と共に

何もかも呑み込まれてく


昨日は透明で清らかで

サラサラ静かに流れてたのに


人の気持ちと自然は似てる

そんなことを思った

『あなたはどうですか?』



『みんな一緒』だと安心する?

『その他大勢』なら安心する?


その『安心』て空っぽだよ

細い針で簡単にパンって消えちゃうよ


『みんな一緒』なんて表面的

一人一人みんな違うの当たり前


あなたはどうしたい?

あなたは何をしたい?


そこが空っぽなまま

取り敢えず『その他大勢』に染まってたら

簡単に見失うよ


周りばかりじゃなくて

自分をしっかり見詰めよう

自分の心に聞いてみよう

『いつまでたっても下手くそのままだ』



「しょうがない」

それで通り過ぎていけたら楽だろう


「仕方ない」

そうやり過ごせないから苦しくなる


いちいち立ち止まって

「どうして?」「何で?」

いつまでも考え込んでしまう


大人になったらもう少しうまく

流れていけると思ってた


どれだけ歳を重ねても

下手くそのまま傷ばかり増えていく


最期の最期まで

このまんまなのかな?