翠月の零れる呟き

日常の呟き

『いつからだろう?』



自分を殺して

息を潜めて


いつからだろう?

こんなに縮こまって


世界のはじっこで

耳を押さえて目を閉じる


いつからだろう?

心も関係もポキポキ折って


何もかも

貝のように閉ざしてる


いつからだろう?

息さえうまくできないよ

『身体と心の傷痕が疼く時』



傷痕が疼く


雨だの晴れだの

関係あるのかな?


心の傷も

身体の傷も


微かにズキズキ

痛む時がある


身体の傷は

手術だったり古傷だったり


何年前のあの傷だと

思い出しながら目を閉じる


心の傷は

古いのか新しいのか混ぜこぜだ


深いのか浅いのかさえ

定かじゃなくてどうにもできない


痛み止も塗り薬も

心には効かないから


さて

どうしようかな・・・

『夕暮れ時の淡い空』



夕暮れ時の淡い空

白く輝く飛行機雲


この想い乗せて

少しでも長く繋がって


遠い君を想いながら

薄紅色の空を見上げる