翠月の零れる呟き

日常の呟き

『丸っこ受け止める』



雪が積もれば隠してくれる

雪が溶けたら露になる


時が経てば薄れていく

振り返れば気配を漂わす


長く歩けば歩くほど

そんな数え切れない傷は増えていく


それを毛嫌いするか

それも生きてきた証しとするか


そこから何かを受け取って

前を見た時、力に変えられたなら


今、この足元までの

全てを丸っこ受け止めて

歩いていきたい

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