月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞ぐ 心閉ざす 口を噤む ... 続きをみる
翠月の零れる呟きの新着ブログ記事
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粉々になった欠片を 拾い集めて 無理矢理 蓋を押し込んだ 溢れて零れて 指先に傷を負う それでも 見ないように 味わわないように 必死に掻き集めて 詰め込む 時々蓋が外れて あちこちに 散らばってしまう 過去の苦しみの 欠片たち 何処かに 捨てることも 粉々にして 流してしまうことも できないまま... 続きをみる
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闇の中 心細く手繰り寄せる 小さな何かが欲しくて ため息溢して 見上げる夜空 雲間に幽かな月灯り 闇に染まった心に 銀色の光を刺してくれた まだ大丈夫 もう少し大丈夫 手探りで 迷いながらも 惑わされず 脅されず 闇夜に 引き摺られることもなく 灯りの方へ 大丈夫 明日が見えないと 泣かないで あ... 続きをみる
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「あ~あ まったく まるっきり 何もかもが くそったれの世界」 そんな言葉が 心から零れ落ちた 知らない間に 春が通り過ぎてる 矛盾だらけの世界 嘘ばかりの世界 くそったれの世界
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転げ落ちそうな心 青空が掬い上げてくれた 途切れそうなため息 春の風がかき消してくれた こんなもんだよね 生きるって 今、今の繰り返し 大それたことじゃない 霞の向こうを 覗きたくなったり 深い穴の際を 歩いてみたくなったり 無駄な好奇心 握り潰しては放り投げる 逃げ道を見失ったり 踏み外して堕ち... 続きをみる
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私は意気地無しだ 強がり言って 平気なふりして 笑ってみせて 心は大きく揺れ動く 大切な細々が 溢れて零れて消えていく 私だけかな? みんな笑ってるけど 平気なのかな? 探り合い 駆け引き 何もかもが苦手だ 素直じゃダメなんだ 正直はバカなんだ 真面目は滑稽なんだ そんな歪んだ想い 水で流して氷で... 続きをみる
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一人一人 違うのは当たり前 そんなこと ずいぶん昔から 解ってたつもりだった 一人 野に放たれたような 途方にくれて 不安になって 何にも解ってなかったんだと 思い知らされる 自分は自分 人は人 こんなことすら 冷静になれない自分 これも又 学びなのかと言い聞かす 一本ずつ 心に張りつめた糸が プ... 続きをみる
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言葉にうちひしがれ 言葉に酔いしれ 言葉に泪する この世の常と申しましょうか そんな言の葉 涙するなら 温かい泪を流したい
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大丈夫 心からそう思えた記憶 すぐに見失う そして不安 この波の繰り返し 寄せては返す 浅い呼吸 潜んで過ごす 無意味こそ 楽しく輝いてた 過去の日々 全てを否定され 見えない未来 指差され 綺麗な御託 並べられても 心は既に 呼吸を止めた 淡々と 今を大切に あっちを見ても こっちを見ても 同じ... 続きをみる
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誰かに突き刺した そのナイフ 戻せないよ もちろん 無かったことにもできない 冗談のつもりでも 軽いノリのつもりでも 外側に向けた時点で 誰かを傷付けてしまう ナイフなん捨てて 柔らかくて優しい何かを 外側に向けていよう 心の中がトキトキしても 外側には向けないでいよう
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黒い雲が のしかかる 気持ちも身体も何もかも 重たくて動けやしない エサを吊るしても 希望を撒いても 1ミリも動けない 空から雨が降るように 心から涙が零れたら 少しは軽くなるのかも 雲を食べて 夢を食べて 進めた『あの頃』 思い出せない 遠く後ろの方に 小さく見える 『あの頃』 という名の自分 ... 続きをみる
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薄闇の夜明け 毛布の中で溺れたみたい 苦しくて目が覚める 夢が苦しかったのか 現が苦しかったのか 独り空気を吸い込む 明け方4時の水色の空 苦しくて苦しくて 夜の闇が消えていき 心の暗さが増していく 目蓋を閉じて闇に潜る 浅く浅くなぞるように 重たい気持ち引き摺って 痛む身体で起き上がる 絶望的な... 続きをみる
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なにを震えてる? 人であるが故の 己の脆さを突きつけられた 晴れやかに咲き 潔く散る 風に舞い踊り 土に紛れて朽ちていく 躊躇うこともなく 怯えることもなく その強さが美しい 青空を見上げながら 小さく泣いた それでも 人として生きていく
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自分を生きよう ずっと忘れてた 自分を大切に 自分の好きを大切に 自分の心地よさを大切に 何もかも遠くに忘れ去ってた 思い出してよかった
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だいたい ギスギスって音がする時って 自分以外の人 すなわち他の人、他人を 自分の思うがままに しようとしてる時だと気付いた 傲慢だ そんな簡単なこと なんで広い空の下でなきゃ 思い出せないんだろう 愚かだ
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初めてのこと増やしてく 一つ大人になったから 大人って幾つから? 何十回飛び越えても 未だに大人になれてない ただ一つ言えることは 飛び越える度につまらなくなってた 新しいことを始めよう あれもこれも初体験 案外やってなかったこと たくさんある 小さなことから大きなこと 肩書きを背負う度に諦めてき... 続きをみる
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揺れる景色 揺れる心 真夏の暑さ 流れる汗 恋しい気持ち 愛しい気持ち 全てを吸い込みそうな 深い青空
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月を見たくて外に出た 白く耀く月 ほんの少し秋の風 虫の声があちこちから響いてる どんな気持ちでも どんな立ち位置でも どんな心でも 季節は流れてる 時は流れてる 今この瞬間も 過去になる そんな小さなことなのに そんな一瞬のことなのに 苦しくてたまらなくなって しゃがみこんでしまう ちっぽけだな... 続きをみる
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高速道路の壁面のユリ 人が触れられないから美しい 凄い速さで通り過ぎる車たち 凛と咲き誇る赤いユリ あ~~ 生きてることと似てる 美しいものに目もくれず スピードばかり競って走りすぎる 短い片道運転なのに 速く速くと争いながら 生き急ぐこの人生
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自分以外は他人だ そんな当たり前なことに 人は苦しめられる 親子だから 夫婦だから 恋人だから 友達だから だから 「わかってくれる」 そんな思い込みで 苦しくなって憎くなって 嫌いになったりする 自分以外は他人だ 至極当たり前なこと 忘れてしまって 生きてる間 のたうちまわる なんて愛しい 愚か者
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そうかこの世界 注目されたいのなら とことん悲劇か とことん闇か 「かわいそう」 「最悪」 「面白い」 この三つ ワンセットになってる 人の心なんて 良いも悪いもない 綺麗事言ったって 見映えある言葉並べたって この根底は 何処もかしこも似かよってる
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上向きに力を入れるか 下向きに力を入れるか ただそれだけの違い なんとなく頑張って なんとなく努力して なんとなく生きて とりあえず 髪は真っ直ぐ真っ黒で 瞳も普通に真っ黒で 左右、前後と列を乱さず合わせてく 物心ついた頃から押し付けられて みんな一緒にみんな仲良く 和を乱したら叩きのめされる 見... 続きをみる
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そっち側とこっち側は違う 当たり前だ それを理解できなくても きっと当たり前だ ただ、違うということを 解ってるかどうかで大きく違う その線を解ろうともせず踏みつけて 平気で踏み込んでくる その行為が 深く傷つけたりしてるんだよ それだけは 解ってて欲しいこと そこだけは 踏み荒らしてはいけないと... 続きをみる
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『思い込み』を縛り付けた鍵 何処かに失くしてしまった 鍵をかけることばかりしてたら がんじがらめで動けなくなった 右足を小さくずらしたら たくさんの鍵 足を少しでも動かしたら 地面が崩れるかもという思い込み 突然の強い風に揺れてずらしたら たくさんの鍵が見つかった 足を咄嗟にずらしても 地面は崩れ... 続きをみる
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片耳で聞く夕立 カンカンカンと不思議に響く 片耳で聞く雷 頭蓋骨の中で響き渡る 左の耳元ではずっと ピーピー甲高い音や グワングワン反響音が 賑やかに鳴り響く こんな経験初めてだ いつもと違う日常だ 聞きなれた声も 自分の声さえも どこか違う世界の音
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青空 雨雲の隙間 突き抜ける青空 その隙間に向かって深呼吸 梅雨の晴れ間 梅雨の隙間 「ありがとう」と呟いて 青空へ深呼吸
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どっちに進む? 臆病になりすぎてる 1ミリも後悔しない方 微塵も間違いのない方 そんな方向あるわけない わかってるのに進めない 右にも左にも 前にも後ろにも つま先1ミリも 進めないほど 臆病になってる
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頭が、心がフル回転し続けた 色んなことがありすぎた そう。一人泣いても 途方にくれても ドン底の行き止まりでも 今こうして 夜が来て風を感じ 月灯りに照らされてる そして少し眠れば 又、新品の朝が訪れる 当たり前なようで 奇跡の朝が訪れるんだよ
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白い服が苦手だ うっかりした瞬間 付いてしまう小さなシミが怖くて そこばかり気になって 汚したくなくて 気持ちが張りつめる まるで自分の生き方だ
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雪が積もれば隠してくれる 雪が溶けたら露になる 時が経てば薄れていく 振り返れば気配を漂わす 長く歩けば歩くほど そんな数え切れない傷は増えていく それを毛嫌いするか それも生きてきた証しとするか そこから何かを受け取って 前を見た時、力に変えられたなら 今、この足元までの 全てを丸っこ受け止めて... 続きをみる
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よいお年を。。。 リズムに言葉が乗って 歌声で奏でる 心に届く強いメッセージになる 不思議で素敵だね
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「〇〇って凄くない?」 「〇〇だから凄いよね!」 「すごい」を強要される会話 昔から苦手だ 「嫉妬なのかな?」と思って ずっと考えてたけど違う気がする 多分基本的に興味がないんだ 他人に対しても その「すごい」に対しても 「すごい」てそれぞれの感覚だ 高学歴とか高収入とか さほど興味がない私にとっ... 続きをみる
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言ったもの勝ちの言葉に 飛び付かないで 書いたもの勝ちの文章に 惑わされないで それは甘くて美味しそうな毒林檎 そそられて口にした途端 次々に毒を吐いていく その毒は広がって 何処かの誰かを苦しめる
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噛み砕いたナッツが 喉に引っ掛かるみたいな そんな嫌な感覚に似てると思った 君の目を真っ直ぐ見ることが出来ない きっとそういうこと
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遠い星の風の音を聞いた 自分が居る地球という星の風と やっぱり違うと感じた 何度も何度も聞きながら 何故だか泣きたくなった 自分が今いるこの星を とても愛しく思った もっともっと大切にしたい 心から思った
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風が冷たくキラキラしてる 鼻のてっぺんがヒンヤリする 空が透き通って綺麗になる 夜空はもっと宇宙まで繋がる 温もりの大切さを思い知る 冬の寒さは苦手だけど 「好き」を集めたらこんなにあるよ
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「できた」が一つ 「できた」が二つ 「できた」が三つ 頭であれこれ考え過ぎて 心に不安を抱え込んで 自分で自分を縛ってた 楽しいことに目を向けて 心軽く動いてみる 「できた」がたくさん 増えていく
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『走り続ける』を選んだのは あの時の自分 『止まるな』を選んだのも あの時の自分 倒れそうなのに冷たくしたのも あの時の自分 倒れてしまったことを責めたのも あの時の自分 そう、今の自分に繋がってる あの時の自分 過去の自分が導いて 今此処にこうして立ってる 他の誰でもない 自分が選んで進んできた... 続きをみる
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何をしても心がふらふら 何処かへ揺らいでいく 気持ちをしっかり掴もうとしても 雲のように漂っていく いつまでかかるのかな? このままずっとこのまんま? 自分次第と解ってるから 焦ったらいけないと思うんだ しっかり立ち止まって 少し耳も目も閉じて 自分の心と向き合うことが大切 今は自分を持ててないか... 続きをみる
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「ありがとう」 電話でうまく話す自信がなくて メッセージを送った 文章にすると少しは冷静に 自分の心を書ける気がしたから 長い時間かけて一文字ずつ打った 少し時間が過ぎてからの返信 短めのメッセージを読む 繰り返し、繰り返し読み返す 言葉のやり取り以上に 文字の後ろ側に優しさを感じた ありがとう ... 続きをみる
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何回かに一回 大きな波が来ること 怖がって後退る 自分の臆病さを思い知る 大きな景色の中 たった一人 向き合ってみる 自分のちっぽけさを思い知る
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祈る場所があったなら 心の拠り所になるのかな? 場所の問題じゃないのかな? 何の神に祈ればいいのかな? 解らない わからない ワカラナイ 真実が何処に隠れてるのかも 何を手繰り寄せればいいのかも 誰の方を向けばいいのかも 解らない わからない ワカラナイ 今は真っ暗闇の中 上を見上げて何かに祈る ... 続きをみる
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人って心の許容範囲越えて 予測不能なこと起きたら 笑えてくるのかな? 哀しいとか虚しいとか 心の奥の感情すら見えなくなって 笑ってる自分がいるけど 笑えば笑うほど心が重たくなる いつもなら笑うと心の空気が 入れ換わってスッキリするのに 無理に笑ってるのかな? 少し時間が経つと 心との向き合い方がわ... 続きをみる
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秋の夜空 突き抜ける碧 耀く月 日付が変われば解ること クヨクヨ悩んでいたけれど 新品の朝がやっぱり訪れて 夜の闇も霞も晴れていく 「大丈夫、なんとかなる」 生きていればなんとかなる そう信じていたい
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思い悩んでも 笑ってても 待つしかないのなら 笑っていたいな 難しい時もあるけど 笑っていたい だって結果は変わらないから やるだけのことをやったなら あとは天に任せる気持ちで 笑っていたい
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払い除けた手 乾いた空気を靡かせた 何処までも転がっていく 拒絶した心 音は何もしない 自分の鼓動だけが低く響く 呼吸の仕方すら忘れたように 何一つ微動だにしない世界
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前向きばかりなんて 気持ち悪いよ 後ろも右も左も 上も下も好きに向けばいい 一斉に一つの方を向くなんて 昔の独裁者思い出す 後ろがいけない 下がいけない そんなこと言われたくない 好きな方を向こうよ 向いてる方の景色を眺めよう
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よくない言葉だけど 好きじゃないけど 今はこの言葉以外浮かばない 「ちくしょう」 「ちくしょう、ちくしょう、 ちくしょう」 悔しくて仕方ない 自分に「ちくしょう」だ
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「空気を読む」 読み過ぎると苦しくなる 読まれ過ぎても苦しくなる 空気に色んなものが混ざってて 余計に難しくなってる気がする 濁ってもいるみたいで 更に見えにくくなってるよね
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風に拐われた想い 心配や不安や愛しさは 不器用だから扱い方が解らない どうしようか迷ってたら 強い風が遠くへ吹き飛ばした 隣に居るのに黙ったまま 言葉も何も見当たらない 大きな雲の塊が すごい早さで流れてく
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一つずつ脱ぎ捨てていこう 何を恐れていたんだろう? 「普通」て何? 「当たり前」て何? たくさんの肩書きに肩凝った いつの間にか引き摺ってた たくさん背負い過ぎて重たくて 本当の自分を見失った そろそろ一つずつ脱ぎ捨てて 本当の自分で生きたくなった 「人間」としての自分 思い出して取り戻したい い... 続きをみる
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青空は元気をくれる 青空を見上げれば 微笑みが溢れる 心の隅の黒いシミ 太陽の光を浴びてると 小さく薄くなっていく あと少し、ほんの少し 「頑張ってみようかな」 そう思えたら 口笛吹いて歩き出そう
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自分より大切な存在は創らない そう決めてたのに 石より硬い決め事として 心の中にくくりつけてたのに 自分の命より大切な存在を 二つも抱き締めてた そのことを何よりの幸せと 感じている自分に震えた どうしよう どうしよう 私は強くないから守れない 怖がりながら不器用なりに 命をかけて愛して育んだ 気... 続きをみる
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「先のことなんて解らない」 握り締めてた手の力を抜いた 何を握り締めてたんだろう? 広げた掌に爪の痕が深く残る 「何を握り締めてたんだろう?」 目に見えない色んなこと 広げた瞬間空気に溶けた 今となっては思い出せない そんなちっぽけな拘り 「先のことなんて解らない」 どんなに不安がっても どんなに... 続きをみる
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月の灯り 碧い世界に揺れる影 白く浮かぶ細い指 君の横顔そっと盗み見る 心地よい乾いた夜風 首筋をかすめてく 夏が遠退いた夜 虫の声が心震わす 夏の始めと夏の終わり 君との距離が近くなった 秋になって夜風が冷たくて 又少しずつ近くなる
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秋の匂い 枯れた草の匂い 野焼きの匂い 乾いた風の匂い 一年で一番好きな秋 空が高くて青い 雲の向こうにキンとした冬が 秘かに隠れてる気配 一年で一番好きな短い秋
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雨が落ちてきた 車の窓ガラス ボツボツボツと大きな雨粒 結局私が自分勝手でワガママで 困らせてることは解ってる 解ってるけど止められない言葉達 こんなに重たい雲だから こんなに真っ暗な空だから そんな言い訳を頭の中で巡らせて 息がしにくくなっていく
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とことん疲れてしまうと 少しも動けなくなる 身体が疲れた時は身体が 心が疲れた時は心が ピクリとも動かなくなる そんな時はいっそ 何もかも手を離して 目を閉じて休んでしまおう 「あれもこれもしなきゃ」 なんて欲張りはやめて 長い人生から見たら どってことないもんだよね
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自分に優しく 声をかけてあげて 「頑張ってるね」 「すごいね」 「やるじゃん」 自分に厳しい言葉や 冷たい言葉ばかりぶつけてない? 自分の一番の味方は自分だよ 他の誰でもない 自分を信じるのも自分だよ 自分にとって一番は自分だよ そのことを忘れないでね
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「大丈夫」の想いも 「頑張れ」の想いも 言葉にすると 屈折して飛散する 想いを言葉にした途端 星屑になり夜空舞う もどかしくて切なくて 口を少し開いて息を吸うけど 言の葉は何も心を届けてくれない
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ピーンと張りつめた心の糸 小さな風に震える その震えは何処までも伝わり 周りをも震わせていく 止めなきゃと焦るほど ピンピンと張りつめる
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なんか難しいな 言葉を心に届けるって こんなに大切なのに こんなに愛してるのに 言葉はうまく心を乗せてくれないし 相手の心の扉さえ開けられない 少し離れて見守る強さが きっと私には必要だ
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夏の終わり 命を絶つ人が増えると聞いた 悩んでる時や辛い時 心の視野が極端に狭くなる そして孤独感が更に壁を作る 人って誰しも そういうものなんだって 弱いからとか独りだからじゃないんだよ 絶っていい命は一つも無い すべてが宝物なんだよ 誰でもいい、何でもいいから 今の気持ちを呟いて パンパンに張... 続きをみる
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心が少し捻れた 捻れてキリキリ痛んだ あの一言がずっと繰り返される 頭の中を 心の中を クルクル永遠に回ってる 口から零れた言葉 目から零れた涙 どちらが重たいのかな? 今夜の月は隠れがちに照らしてる まっすぐに見上げられない気持ちは きっと後悔してるから
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空気が重たい 生暖かい強い風 じっとり身体にまとわり付く こんな日は頭痛と目眩がひどい 天気によって体調が変わる 体調で天気が解る 身体や心と対話して 自分に優しく、自然に優しく ゆっくりと生きていきたい
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鉛筆を落とした カラカラと渇いた音 爪先から少し離れた所で止まる 一人の夜って寂しいな こんなに静かだったかな?
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乾いた風が首筋かすめる 空の碧が高くなってる 夕暮れが早くなり 夜の空気が火照りを冷ます 秋が近付いてる ほんの少し先に秋がいる もうすぐだ もうすぐ一番好きな季節だ 虫の声を聞きながらそう感じた
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「もうダメ」と思ったら その時点でダメになる 「少し休めば大丈夫」 そう思うと大丈夫な気持ちになる 気持ちって大切だ 些細なことだけど 言葉の言い回し1つで変わっていく ネガティブとかポジティブとか 深く考えなくていいから ちょっとだけ小さな光を見つけて その光の方へ向かえるようになりたいね
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立ち入るか立ち入らないか 迷ってしまうライン 割りきれず引きずったまま 歩いていくしかないことはたくさんある 重たくて歩けなくなったら 少し立ち止まって手離すことも大切だ 進めば進むほど 割りきれないことは増えていく それでも歩いていくしかないものね
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自分以外の人を 思うままに従えようとする 自分のもののように当たり前に それは傲慢だ 近しい間柄こそ気を付けたいことだ
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星と見詰め合う夜 ベッドからカーテンを開けたまま 星空を見上げたらオレンジの星が 私をじっと見詰めてた 私も部屋を暗くして じっとオレンジの星を見詰めた ふるふる震えながら見詰める星 悲しかったことや悩んでたこと オレンジの星が吸い取ってくれる そんな感じがするくらい 気持ちが軽くなってく 「おや... 続きをみる
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八つ当たりやつ当たる 理不尽でやり場の無い苦しみを クシャクシャに丸めてぶつけた 情けないほどの八つ当たり 責めることもしないから 余計に自分が悪者だ
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平気で人を傷付ける人は 心を何処かに落としてきたのだろう 何もかもが自分の思うままになる そう思い込んで我が物顔で振る舞う いつか独りになってしまっても 気付けない人はいつまでも気付けない 人は年を重ねれば重ねるほど 悪いところをなおせないものだ
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好きな場所や好きなもの 「なに?」と聞かれると 考えてしまうけど その場所に立った瞬間 それらに囲まれた瞬間 「ここが好きな場所だ」 「これが好きなものだ」 心が教えてくれる あの瞬間って 幸せな気持ちだよね いつまでもここに居たいと とろけるような気持ちになる
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『昨日の今頃』思い出すこと 繰り返して楽しかったのに 24時間過ぎて 『昨日の今頃』無くなった途端 寂しくなった それって 『今が空っぽ』だからだ
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気持ちの向きで世界が変わる 周りの楽しいことに向いてる時は あちこち矢印がキラキラを捉えていくのに 「痛いな」とか内側に向いた瞬間 自分の痛みばかりに囚われて苦しくなる 不思議だね気持ちって 不思議だね心って 不思議だよね人間って
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真夜中の森の奥深く 静かな雨音が優しく響く 一人だよ 独りだよ そこはかとなく一人だよ 人って心の底では独りだよ 雨が上がって雲が途切れ 夜空に光る月が居た 一人じゃないよ 独りじゃない いつも君が照らしてくれる 見える時も見えない時も 僕の心の中を そっと白く灯してくれる
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細い糸を結んでいくみたい ネットの中の繋がり 楽しいなって思う時 めんどくさいなって思う時 ネットが無かったころ どんなだったかな? 退屈なんて思ってなかった 楽しかったな 今は気付けば片手にスマホ持ってる 無くなっちゃえばいいと 思う自分もいるくせに 見当たらないと必死に探す これなんだろう? ... 続きをみる
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嵐が通り過ぎた後 人間のちっぽけさを痛感する そしてすぐ 人間の強さも思い知らされる 自然の偉大さを尊び 自然の怖さに挑む 太古から繰り返されてきた 歴史だ
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あの日あの時 お日様が嫌いになった ギラギラと元気良く 世界の隅々まで輝かせる あのお日様が憎らしくて大嫌いになった きっと私が歪んだ日 きっと私が私を置き忘れた日
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少し欠けた月が 碧い夜空に浮かんでる 少し離れたところに 大きな星が一つ輝いてる 欠けた月と輝く星 少し離れた距離感が なんだか今夜は悲しくなった
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「やらなきゃ」 「やらなきゃ」 そう思ってる時って やりたくない時だよね 「やらなきゃ」から「やってた」 になる時が来る どさくさに紛れてでも 勢いでこなしてたとしても 気付いたらできてたりするものだよ 期限が決められてること以外は 「やらなきゃ」のタイミングを 「やってた」まで 待ってもいいのか... 続きをみる
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人は変わっていく生き物だよ 変わったことを責める 変わったことを後悔する 無意味なことなんだよ 人は変わっていく生き物なんだから 変わっていくことを楽しんじゃう そんな気持ちで生きてみようよ
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大きな決断に辿り着くまで たくさんの時間を費やしたんだね その道程が険しくて苦しくて 引き返したい時もあっただろう だから何も言わないよ 今の君は前の君とは違う 自分で決めて前を向いたから その先の夢を掴むため 自分を信じて進めばいい 少し離れた所から応援してるよ