翠月の零れる呟き

君の想い、僕の想い。それぞれの想い。

『夏の始めと夏の終わり』



月の灯り

碧い世界に揺れる影

白く浮かぶ細い指

君の横顔そっと盗み見る


心地よい乾いた夜風

首筋をかすめてく

夏が遠退いた夜

虫の声が心震わす


夏の始めと夏の終わり

君との距離が近くなった

秋になって夜風が冷たくて

又少しずつ近くなる

『大きな雨粒と自分勝手なワガママ』



雨が落ちてきた

車の窓ガラス

ボツボツボツと大きな雨粒


結局私が自分勝手でワガママで

困らせてることは解ってる

解ってるけど止められない言葉達


こんなに重たい雲だから

こんなに真っ暗な空だから

そんな言い訳を頭の中で巡らせて

息がしにくくなっていく