翠月の零れる呟き

日常の呟き

『結局、相手にはそのまんま伝わらないよね』



何をどう言ってもさ

結局自分の経験から学んだことで

相手にはそのまんま伝わらないよね


その人は

その人の生きる道を

その人自身が生きなきゃ

その人の学びにならないもんね


そういう現実の前では

肩書きだの立場だの関係ないよね


無力だなと思うこと自体

おこがましいことなのかも知れないね

『心が、気持ちが戻る青葉溢れるこの場所』


心が気持ちが戻る所

青葉溢れる窓の光を眺めながら

ゆったりとした気持ちで向き合う


あの時、命と向き合った場所

そう、「死ぬかもしれない」そんな大きな

とても一人で背負いきれない恐怖と不安

二人で静かに向き合おうとした場所


時間はかかったけど

たくさん泣いて、たくさん揺れて

それなりに受け止めて乗り越えたあの夏


久しぶりにあの場所で二人向き合う

この一年は長かった?短かった?

まだまだ苦しいことが毎日あるけど

ここで笑って美味しいと感じられる今


「嬉しいね」「幸せだね」

ありきたりだけど、心から溢れた

今があるって幸せだ

まだまだ私は弱虫だけど生きていきたい


負けても、挫けても

泣きながらでも弱音吐きながらでも

私らしく生きていくと

心の中で約束したよ

『何十年生きてきて初めてだ』



「何十年生きてきて初めてだ」

この言葉を毎日聞いてる


きっとこの先

こういうことは増えていく


地球が生まれてからの歴史と

人間の歴史を考えたら


どうにも儚く脆すぎる