翠月の零れる呟き

日常の呟き

『もう消しゴムで綺麗に消してしまいたい憎しみ』



「消えちゃえばいい」

胸の深い所がチリチリと熱くなる


「消えちゃえばいい」

吐き気さえするほどの憎しみ


こんなグチャグチャな気持ち

ずっと忘れてた


嫌な人や嫌なことは

自分にとって何かを学ぶ為のもの

頭では解ってるけど

こんな気持ちをまだ持ってたんだ

憎しみって同じくらい苦しみ

思わないようにすることはそれも苦しみ


どうしたら素通り出来るかな?

何をいったい学ぶのかな?


もうここから学ぶものなんて無い

もうその存在自体を

消しゴムで綺麗に消してしまいたい


何をどうしたら

この嫌な気持ちを

消すことが出きるんだろう?

『君を忘れないように生きたいよ』



久しぶりの青空

久しぶりの太陽


「久しぶり」と声をかける


君はずっとそこに居る

ぶあつい雲が隠しても

痛い雨が叩き付けても


君は変わらずそこに居る


それを忘れない

忘れないように生きたい


暗闇が君を隠しても

心の中に君の暖かさを感じながら


会える日を心待ちにして

忘れないように生きたいよ

『いつからだっただろう?雨に叩かれるのが嫌いになったのは』


雨に叩かれるのが嫌いになったのは

いつからだっただろう?


雨の中で走るのが大好きだった

あの頃の自分の夢をみた

雨の音で目が覚めた土曜日の朝


車から降りて土砂降りの中

バチバチと雨に叩かれながら

濡れた服と髪の毛

舌打ちしたくなる嫌な気持ち


いつからだったかな?

こんなにも

雨に叩かれるのが嫌いになったのは