翠月の零れる呟き

日常の呟き

呟きのブログ記事

呟き(ムラゴンブログ全体)
  • 『月が満ちた夜だけ』

    月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞ぐ 心閉ざす 口を噤む ... 続きをみる

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  • 『命と向き合う』

    命と向き合う 花散らせの風に 儚く揺れる 桜の花の散るように 潔く力強く 圧倒的な尊さ そんな命と 向き合う 情けないほどに オロオロしたり 心が細くなったり 己の弱さすら 眩しくて見失う そんな強さを 今、まさに今 その命をもって 教えてくれている かなわない かなわないままに ただ寄り添ってい... 続きをみる

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  • 『春ですよ』

    難しいことは いらないよ 教科書なんかも いらないよ 楽しい? 苦しい? それ次第 シンプルで いいんだよ 立ち止まって 俯いたって 小さな花や花びらが キラキラしてるよ 見上げるばかりじゃ 転んじゃうよ 上向き 前向き どこ見てたって 構わないよ あっち向いてホイ それでいい 何一つ ルールなん... 続きをみる

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  • 『掻き集める欠片たち』

    粉々になった欠片を 拾い集めて 無理矢理 蓋を押し込んだ 溢れて零れて 指先に傷を負う それでも 見ないように 味わわないように 必死に掻き集めて 詰め込む 時々蓋が外れて あちこちに 散らばってしまう 過去の苦しみの 欠片たち 何処かに 捨てることも 粉々にして 流してしまうことも できないまま... 続きをみる

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  • 『耀く』

    頂点で耀く白い月 明るい所にいると 気付かない 真っ暗闇の夜空 宇宙の蒼 目を閉じて3つ数えて こじ開けたら 白く耀く眩しい 月灯り 溢れる感情 ぶつかる想い 絡まる不安 潜り込んで 溺れてしまうと なんにも見えなくなる あちこち塞いで 叫んでみても なんにも届かない 目を閉じて 冷たい空気を 深... 続きをみる

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  • 『まだ大丈夫、もう少し大丈夫』

    闇の中 心細く手繰り寄せる 小さな何かが欲しくて ため息溢して 見上げる夜空 雲間に幽かな月灯り 闇に染まった心に 銀色の光を刺してくれた まだ大丈夫 もう少し大丈夫 手探りで 迷いながらも 惑わされず 脅されず 闇夜に 引き摺られることもなく 灯りの方へ 大丈夫 明日が見えないと 泣かないで あ... 続きをみる

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  • 『夢か現か幻か』

    雨粒が空へ 吸い込まれていく 砂粒が波へ 引き込まれていく 探す 探す 流されないよう それは幻 これは現 境目があやふやで 歪み崩れてく その手は掴んでも いいのだろうか? この手は離しても いいのだろうか? 夢か現か幻か 怪しく浮かんで 儚く消える 心の声を 己の声を 探す 探す 流されないよ... 続きをみる

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  • 『命のライン』

    このラインが 命のライン 多分 何の勇気も 何の勢いも 何の理由も要らない 諦めた夢を ぼんやり眺めながら 歩き進むだけ 奈落の底に あの世の果てに いとも容易く 落ちることができるだろう 立ち止まった瞬間 このラインに見えない壁 きっと 立ち止まることが できたなら ほんの少し ラインは先へ移動... 続きをみる

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  • 『くそったれの世界』

    「あ~あ まったく まるっきり 何もかもが くそったれの世界」 そんな言葉が 心から零れ落ちた 知らない間に 春が通り過ぎてる 矛盾だらけの世界 嘘ばかりの世界 くそったれの世界

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  • 『砂みたいな世界』

    足元が揺らぐ 爪先で探る サラサラ零れる 砂の崖っぷち 崩れながら堕ちていく 人、人、人 脆く脆く 静かに消えていく サラサラサラ 時間軸も 地球軸も 何もかもに構わず 微動だにできない 1ミリ先も届かない 指、指、指 触れるか触れないか 絡めたいのに零れてく スルスルスル 砂の一粒に過ぎない こ... 続きをみる

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  • 『生きるって、簡単で難しい』

    転げ落ちそうな心 青空が掬い上げてくれた 途切れそうなため息 春の風がかき消してくれた こんなもんだよね 生きるって 今、今の繰り返し 大それたことじゃない 霞の向こうを 覗きたくなったり 深い穴の際を 歩いてみたくなったり 無駄な好奇心 握り潰しては放り投げる 逃げ道を見失ったり 踏み外して堕ち... 続きをみる

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  • 『指先だけで』

    指先で紡ぐ 指先で愛す 指先で殺す 起き上がらなくても その指先だけで 何かある度 焔のごとく燃やし尽くす 炎上 その後 何が残るかも考えず 皆がしてるから 面白そうだから 退屈だから ストレスたまってるから 怖いね この世界 残酷だね この世界 流れ込む凶器に 目も心も血が滲む 空と揺れる木を ... 続きをみる

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  • 『夜空と心』

    星が恋しくて 宇宙の碧が恋しくて 湿って暑い部屋から 抜け出したんだ 裏切られたよ 手が届くほどに 重たく低く覆った雲 この雲の向こう側 無数の星が輝いてる でも今は こっち側が苦しすぎて 向こう側のことまで 考えられない 余裕がないの 手探りで一秒一秒 やり過ごしてく毎日 心の軋む音ばかり そこ... 続きをみる

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  • 『心の糸がちぎれてく』

    一人一人 違うのは当たり前 そんなこと ずいぶん昔から 解ってたつもりだった 一人 野に放たれたような 途方にくれて 不安になって 何にも解ってなかったんだと 思い知らされる 自分は自分 人は人 こんなことすら 冷静になれない自分 これも又 学びなのかと言い聞かす 一本ずつ 心に張りつめた糸が プ... 続きをみる

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  • 『ただ生きる』

    わずかに残り 冷たい風に揺れる紅い葉 春は溢れる花で 息詰まる世界を 桜色に染め 夏は眩しい青葉で 蝉時雨のなか 暑さに耐え 今 こうして なにも変わらない 灰色の世界 北風舞い散る 儚い彩り ただひたすらに 愚痴も溢さず ため息もつかず ただ生きる 春霞の中 夏の蒼い空の下 秋の穏やかな夕暮れ ... 続きをみる

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  • 『今更やっと』

    「置いていかないで」 あの時の あの言葉 強い風のせいにして 聞こえないふりをした 目の前の1つ1つ 砂粒みたいなキラキラが どれほどまでに大切か どれほどまでに儚いか 気付くことすらできなくて 次へ前へと生き急いでた 振り向きもせずヒラヒラと 揺らした手のひら 何年も経った今 同じ掌を重たい空に... 続きをみる

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  • 『僕の心』

    冬からずっと 心も身体も 縮こまって怯えてる 「暖かくなったら」 「暑くなったら」 「涼しくなったら」 何も変わらない 苦しくなるだけの世界 正しいか間違いか 白か黒か 徹底的に攻撃したり とことん追い込んだり 思ってた以上に 冷たくて残酷な世界 心が折れた 月の綺麗な夜更け 心地いい夜風と 突き... 続きをみる

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  • 『揺れてみたい』

    空が高くなってた 風が心地よくなってた 夜空の月を見上げながら 些細なことで揺れる心 弄ぶ 風に流されるでもなく 風に逆らうでもなく 静かにしなやかに ユラユラ揺れていたい 力を抜いて 深く息をして どうか折れないよう どうか千切れないよう ユラユラと 風に揺れてみたい 心の芯は 深く大地に根付き... 続きをみる

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  • 『言の葉』

    言葉にうちひしがれ 言葉に酔いしれ 言葉に泪する この世の常と申しましょうか そんな言の葉 涙するなら 温かい泪を流したい

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  • 『現在・過去・未来・・・?』

    大丈夫 心からそう思えた記憶 すぐに見失う そして不安 この波の繰り返し 寄せては返す 浅い呼吸 潜んで過ごす 無意味こそ 楽しく輝いてた 過去の日々 全てを否定され 見えない未来 指差され 綺麗な御託 並べられても 心は既に 呼吸を止めた 淡々と 今を大切に あっちを見ても こっちを見ても 同じ... 続きをみる

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  • 『ナイフを捨てて』

    誰かに突き刺した そのナイフ 戻せないよ もちろん 無かったことにもできない 冗談のつもりでも 軽いノリのつもりでも 外側に向けた時点で 誰かを傷付けてしまう ナイフなん捨てて 柔らかくて優しい何かを 外側に向けていよう 心の中がトキトキしても 外側には向けないでいよう

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  • 『いくじなし』

    何を求めてるんだか 何を期待してるんだか そんな時ほど 自分が空っぽだったりする 相手に求めてばっかりで 周りに期待ばかりして 自分は景色の一部に 溶け込んだように潜んでる 誰の人生なんだか 主役はお前なんだろとか 遠くから 響いてくるけど 半透明の自分は 息をするのも怖くて じっと しゃがみこん... 続きをみる

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  • 『夢も希望もなくていい』

    黒い雲が のしかかる 気持ちも身体も何もかも 重たくて動けやしない エサを吊るしても 希望を撒いても 1ミリも動けない 空から雨が降るように 心から涙が零れたら 少しは軽くなるのかも 雲を食べて 夢を食べて 進めた『あの頃』 思い出せない 遠く後ろの方に 小さく見える 『あの頃』 という名の自分 ... 続きをみる

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  • 『それでも生きていく』

    薄闇の夜明け 毛布の中で溺れたみたい 苦しくて目が覚める 夢が苦しかったのか 現が苦しかったのか 独り空気を吸い込む 明け方4時の水色の空 苦しくて苦しくて 夜の闇が消えていき 心の暗さが増していく 目蓋を閉じて闇に潜る 浅く浅くなぞるように 重たい気持ち引き摺って 痛む身体で起き上がる 絶望的な... 続きをみる

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  • 『自分を生きよう』

    自分を生きよう ずっと忘れてた 自分を大切に 自分の好きを大切に 自分の心地よさを大切に 何もかも遠くに忘れ去ってた 思い出してよかった

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