月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞ぐ 心閉ざす 口を噤む ... 続きをみる
詩のブログ記事
詩(ムラゴンブログ全体)-
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粉々になった欠片を 拾い集めて 無理矢理 蓋を押し込んだ 溢れて零れて 指先に傷を負う それでも 見ないように 味わわないように 必死に掻き集めて 詰め込む 時々蓋が外れて あちこちに 散らばってしまう 過去の苦しみの 欠片たち 何処かに 捨てることも 粉々にして 流してしまうことも できないまま... 続きをみる
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闇の中 心細く手繰り寄せる 小さな何かが欲しくて ため息溢して 見上げる夜空 雲間に幽かな月灯り 闇に染まった心に 銀色の光を刺してくれた まだ大丈夫 もう少し大丈夫 手探りで 迷いながらも 惑わされず 脅されず 闇夜に 引き摺られることもなく 灯りの方へ 大丈夫 明日が見えないと 泣かないで あ... 続きをみる
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「あ~あ まったく まるっきり 何もかもが くそったれの世界」 そんな言葉が 心から零れ落ちた 知らない間に 春が通り過ぎてる 矛盾だらけの世界 嘘ばかりの世界 くそったれの世界
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転げ落ちそうな心 青空が掬い上げてくれた 途切れそうなため息 春の風がかき消してくれた こんなもんだよね 生きるって 今、今の繰り返し 大それたことじゃない 霞の向こうを 覗きたくなったり 深い穴の際を 歩いてみたくなったり 無駄な好奇心 握り潰しては放り投げる 逃げ道を見失ったり 踏み外して堕ち... 続きをみる
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私は意気地無しだ 強がり言って 平気なふりして 笑ってみせて 心は大きく揺れ動く 大切な細々が 溢れて零れて消えていく 私だけかな? みんな笑ってるけど 平気なのかな? 探り合い 駆け引き 何もかもが苦手だ 素直じゃダメなんだ 正直はバカなんだ 真面目は滑稽なんだ そんな歪んだ想い 水で流して氷で... 続きをみる
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一人一人 違うのは当たり前 そんなこと ずいぶん昔から 解ってたつもりだった 一人 野に放たれたような 途方にくれて 不安になって 何にも解ってなかったんだと 思い知らされる 自分は自分 人は人 こんなことすら 冷静になれない自分 これも又 学びなのかと言い聞かす 一本ずつ 心に張りつめた糸が プ... 続きをみる
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言葉にうちひしがれ 言葉に酔いしれ 言葉に泪する この世の常と申しましょうか そんな言の葉 涙するなら 温かい泪を流したい
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大丈夫 心からそう思えた記憶 すぐに見失う そして不安 この波の繰り返し 寄せては返す 浅い呼吸 潜んで過ごす 無意味こそ 楽しく輝いてた 過去の日々 全てを否定され 見えない未来 指差され 綺麗な御託 並べられても 心は既に 呼吸を止めた 淡々と 今を大切に あっちを見ても こっちを見ても 同じ... 続きをみる
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誰かに突き刺した そのナイフ 戻せないよ もちろん 無かったことにもできない 冗談のつもりでも 軽いノリのつもりでも 外側に向けた時点で 誰かを傷付けてしまう ナイフなん捨てて 柔らかくて優しい何かを 外側に向けていよう 心の中がトキトキしても 外側には向けないでいよう
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黒い雲が のしかかる 気持ちも身体も何もかも 重たくて動けやしない エサを吊るしても 希望を撒いても 1ミリも動けない 空から雨が降るように 心から涙が零れたら 少しは軽くなるのかも 雲を食べて 夢を食べて 進めた『あの頃』 思い出せない 遠く後ろの方に 小さく見える 『あの頃』 という名の自分 ... 続きをみる
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薄闇の夜明け 毛布の中で溺れたみたい 苦しくて目が覚める 夢が苦しかったのか 現が苦しかったのか 独り空気を吸い込む 明け方4時の水色の空 苦しくて苦しくて 夜の闇が消えていき 心の暗さが増していく 目蓋を閉じて闇に潜る 浅く浅くなぞるように 重たい気持ち引き摺って 痛む身体で起き上がる 絶望的な... 続きをみる
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自分を生きよう ずっと忘れてた 自分を大切に 自分の好きを大切に 自分の心地よさを大切に 何もかも遠くに忘れ去ってた 思い出してよかった