翠月の零れる呟き

日常の呟き

『どんな1日だったとしても』



頭が、心がフル回転し続けた

色んなことがありすぎた


そう。一人泣いても

途方にくれても

ドン底の行き止まりでも


今こうして

夜が来て風を感じ

月灯りに照らされてる


そして少し眠れば

又、新品の朝が訪れる


当たり前なようで

奇跡の朝が訪れるんだよ

白い服の小さなシミ



白い服が苦手だ


うっかりした瞬間

付いてしまう小さなシミが怖くて


そこばかり気になって

汚したくなくて

気持ちが張りつめる



まるで自分の生き方だ

『丸っこ受け止める』



雪が積もれば隠してくれる

雪が溶けたら露になる


時が経てば薄れていく

振り返れば気配を漂わす


長く歩けば歩くほど

そんな数え切れない傷は増えていく


それを毛嫌いするか

それも生きてきた証しとするか


そこから何かを受け取って

前を見た時、力に変えられたなら


今、この足元までの

全てを丸っこ受け止めて

歩いていきたい