翠月の零れる呟き

日常の呟き

『星屑になり夜空舞う言の葉』



「大丈夫」の想いも

「頑張れ」の想いも

言葉にすると

屈折して飛散する


想いを言葉にした途端

星屑になり夜空舞う

もどかしくて切なくて


口を少し開いて息を吸うけど

言の葉は何も心を届けてくれない

『ピーンと張りつめた心の糸』



ピーンと張りつめた心の糸

小さな風に震える

その震えは何処までも伝わり

周りをも震わせていく


止めなきゃと焦るほど

ピンピンと張りつめる

『なんか難しいな』



なんか難しいな


言葉を心に届けるって

こんなに大切なのに

こんなに愛してるのに


言葉はうまく心を乗せてくれないし

相手の心の扉さえ開けられない


少し離れて見守る強さが

きっと私には必要だ