翠月の零れる呟き

日常の呟き

『大好きな君、だから・・・』

頭が痛い


ガンガンガンガン

君が僕に怒ってるから?


僕から電話しようかな


どんより重たい空見上げ

きっといつも通りだね


僕から電話して

僕から「ごめんね」言うんだ


意地っ張りな君だから

そんな君が大好きだから


僕は喜んで

「ごめんね」言うんだ


なんでかな?

解ってるくせにね


君の笑顔が見たい

ただそれだけなんだ


バカでもなんでもいいや

僕は君が大好きだから


君が笑ってくれてるだけで

僕は幸せなんだから


君が寂しげに遠くを見つめてると

泣きたくなる情けない僕だから


せめて君を笑顔にしたいんだ

僕にはそれくらいしかできないから


ちっぽけな僕だけど

君への「好き」は


きっと

この空よりも大きいよ・・・




『あの時の自分、今の自分』

あの時ああ言えば良かった

あの時こうすれば良かった


違うな


あの時の自分が選んだことは

間違ってなんかいない


あの時の自分と

今の自分は違う


当たり前だ


あの時出した答えの先に

今の自分が立ってる


あの時の一つ一つが

今の自分に繋がってるんだ


正解なんて何処にも無い

後ろばかり見てても何も変わらない


今の自分が又

先の自分に繋がっていくんだから


今の自分を大切に生きたい


今の自分が選んだことを

大切に進んでいきたい


今の自分を楽しみたい






『春の風は意地悪だ』

春の風は意地悪だ


突然強くぶつかってきて

何もかも絡め取られてしまう


大切な夢が

砂粒みたいにパラパラと


果てしなく遠くへ舞い上がり

見えなくなりそうだよ


掌に握り締めてた夢の欠片まで

危うく失いそうになる


ギュッと握り締めて

これだけは手離さないけどね


意地悪されても

負けないよ


これだけは


これだけは

絶対に失わないよ・・・