翠月の零れる呟き

日常の呟き

『夜の先の明日』

眩しくて見上げた夜空

月が白く光ってた


俯いて歩いてたから

夜の闇に紛れそうだった


少し上を見ただけで

眩しい月灯りに照らされた


月を見上げていたら

この夜の先の明日も怖くなくなった



大丈夫



夜は終わりなんかじゃない

新しい明日へ繋がってるんだ



きっと僕は大丈夫

新しい明日は必ずやって来るから



新品の明日



僕はまた

ゆっくり一歩一歩


歩いていくよ・・・






『あなたのようになりたい』

あなたのようになりたい


どんなに冷たい雪が降り続いても

どんなに痛い北風が叩いても


何も言わず

じっと蕾の中で耐え忍ぶ


咲くべき時にぱっと花弁を開く

その潔い美しさ


散るべき時が来たらぱっと散る

その潔い強さ



私はいつも

春が近付くと


あなたのようになりたいと

強く思うのです





『愛するって素敵だね・・・』

君のことを想うと

空さえ飛べそうな気がする


君のことを想うと

星さえ掴めそうな気がする


君のことを想うと

何でもできそうな気がする



人を愛するって素敵だね・・・