翠月の零れる呟き

日常の呟き

『一つに巡り会えるまでばら蒔き続ける』




数えきれない種をばら蒔く


芽が出たり

根が生えたり

風に飛ばされたり

雨に流されたり


キラキラ輝く種ばかりじゃないけど

どうなるかなんて解らないけど


それでも毎日蒔き散らす


一つでも二つでも

芽が出たり根が生えたらラッキーと

願いながら歩きながら

ばら蒔き続ける


一つに巡り会えるまで

きっとばら蒔き続けるよ

『絶対的安心なんて何処にもないよね』



生きてる限り

絶対的安心なんて何処にもない


前も後ろも右も左も

上も下も何もかも


絶対的安全な場所なんて

きっと存在しない


どんなに忍び足で

踏みかためながら歩いても


自然や動物や人や空

何がいつ

瞬間的に牙を剥くか解らない


心の片隅に

そんなことを書き留めて


口笛吹いて

鼻唄歌いながら


スキップして進むんだ


生きるって

こんなものかもしれないよ

『結局、今の私は言えないままだけど・・・』



言ってやりたいことなんて

山程たくさん積もってる

言えるもんなら自分の気持ち

ハッキリしっかり言いたいよ


自分一人なら

自分のことだけなら

今までの自分なら


おかしいな?とか

どういう意味?てこと

すぐにしっかり聞いてたよ


いつからかな?

自分一人じゃなくなって

守らなきゃいけないものが増えてきて

言いたいのにグッて堪えてる


心の中に塵が積もるみたいに

少しずつ少しずつ大きくなって

心が重たくて泣きたくなる気持ち


大切にする為には

我慢しなくちゃいけないの?


どう見てもおかしいでしょ?てことも

どう見ても間違ってるでしょ?てことも

言えずにグッて堪えなくちゃいけないの?


苦しいや


大人げないからって

見ない振りしたり

痛くない振りしたり


苦しいや


人を傷付けて言いたい放題

そういうの知らん顔できないよ

正面立って相手の目を見て言いたいよ


なのにそれが大切を苦しめることになるの?

この世界なにか変だよ

この時代どこか変だよ


私には

苦しいや・・・