翠月の零れる呟き

日常の呟き

『こんな気持ちで毎日を過ごしてる気がする』



ひんやりする床を

素足で歩く


黒く光る古い床

離れた眩しい場所に向けて


何処かに穴があるかもしれない

そんな心細さを沈めて


一歩ずつ進む

あの光輝く場所まで

何があるんだろう?

暖かそうに輝く陽だまり


一歩一歩進んでるのに

なかなかたどり着けない


歯痒い想い静めて

そっと息を殺して進む


たどり着けない

爪先がいつまでもひんやりする


そんな気持ちで

毎日を過ごしてる気がした

『光と影、日向と日陰』



光と影

日向と日陰


ちょうど境目の所

真っ二つに別れてるライン


感じる温度も

見えてる世界も


全然違うね


どっちが良いとか

悪いとかじゃなくて


光側から影を見ると

真っ暗で何も見えなくて


暗い側から光を見ると

眩しくて何も見えなくて


目が慣れるまで

体温が馴染むまで


時間をかけて探りたい

『一生懸命ボールを追いかける君が大好きだ』



夏みたいな太陽の熱い陽射し

乾いた風が後ろ髪をさらう


大声で叫んでボールを追いかける

君だけを見つめてた


君が一番輝いてる瞬間

私の一番大好きな瞬間


倒されてもすぐ起き上がり

奪われてもすぐ奪い返す


ユニフォームの君が

私のスターだ


何年経っても

私は君の一番のサポーターだよ