翠月の零れる呟き

日常の呟き

『ありがとう。言葉よりも文字の優しさ』


「ありがとう」


電話でうまく話す自信がなくて

メッセージを送った

文章にすると少しは冷静に

自分の心を書ける気がしたから

長い時間かけて一文字ずつ打った


少し時間が過ぎてからの返信

短めのメッセージを読む

繰り返し、繰り返し読み返す

言葉のやり取り以上に

文字の後ろ側に優しさを感じた


ありがとう

もう少し頑張ってみるよ


本当にありがとう

『自分を思い知る』



何回かに一回

大きな波が来ること

怖がって後退る


自分の臆病さを思い知る


大きな景色の中

たった一人

向き合ってみる


自分のちっぽけさを思い知る

『天を仰いで祈り続けてみる』



祈る場所があったなら


心の拠り所になるのかな?

場所の問題じゃないのかな?

何の神に祈ればいいのかな?



解らない

わからない

ワカラナイ


真実が何処に隠れてるのかも

何を手繰り寄せればいいのかも

誰の方を向けばいいのかも


解らない

わからない

ワカラナイ


今は真っ暗闇の中

上を見上げて何かに祈る

手を高くのばして

真実に触れるまで


何かに祈り続けてみる