翠月の零れる呟き

日常の呟き

『静けさの中に隠れてるものを大切に』



言いたい気持ちを抑えた

言葉が一粒零れ落ちた


指先からじゃなく

唇の隙間から


なんか変な世界

なんかおかしいよ

この世界


何処か歪んでる

何かが揺らいでる


その裏で

悲しんだり嘆いたり


見えないように

隠してる


聞こえないように

騒いでる


ほんの少し

心を澄ませばわかるのに


目から耳から流れ込んでくる

カラフルな偽物


どれが本当なんて

考えたり感じる間も無く


次々と垂れ流し

色んな人を傷付けていく

『運命』



運命の出逢いとか

運命の人とか


その時には

解らなくても


ずっと先になって

気付くもの


ずっと先にならないと

気付けないこと


だから


今を大切に

目の前の人を大切に


進んでいこう


その先に

見えてくるものがあるから

『人として』



「人として」


凄く簡単なことなのに

人は忘れる


自分がされて嫌なことは

他人にしない方が良いこととか


自分が言われて傷付くことは

他人に言わない方が良いこととか


人は人なのに

よく忘れてしまうよね