翠月の零れる呟き

日常の呟き

『人間としての自分』


一つずつ脱ぎ捨てていこう


何を恐れていたんだろう?

「普通」て何?

「当たり前」て何?


たくさんの肩書きに肩凝った

いつの間にか引き摺ってた

たくさん背負い過ぎて重たくて

本当の自分を見失った


そろそろ一つずつ脱ぎ捨てて

本当の自分で生きたくなった

「人間」としての自分

思い出して取り戻したい


いつか見失ってしまった

本当の自分

『青空』



青空は元気をくれる

青空を見上げれば

微笑みが溢れる


心の隅の黒いシミ

太陽の光を浴びてると

小さく薄くなっていく


あと少し、ほんの少し

「頑張ってみようかな」

そう思えたら

口笛吹いて歩き出そう

『自分の命より大切な存在』


自分より大切な存在は創らない

そう決めてたのに

石より硬い決め事として

心の中にくくりつけてたのに


自分の命より大切な存在を

二つも抱き締めてた

そのことを何よりの幸せと

感じている自分に震えた


どうしよう

どうしよう

私は強くないから守れない

怖がりながら不器用なりに

命をかけて愛して育んだ


気付いたら二つの命は

私よりも大きくなってた


私よりも強く大きくなってるのに

未だに時々何かから守ろうと

小さな私は一人でもがく

一人勝手にもがいて苦しくなる


それを幸せと言うらしい

幸せってシャボン玉みたいで

心許ない