翠月の零れる呟き

日常の呟き

『それでも生きていく』





薄闇の夜明け


毛布の中で溺れたみたい

苦しくて目が覚める


夢が苦しかったのか

現が苦しかったのか


独り空気を吸い込む

明け方4時の水色の空


苦しくて苦しくて


夜の闇が消えていき

心の暗さが増していく



目蓋を閉じて闇に潜る

浅く浅くなぞるように


重たい気持ち引き摺って

痛む身体で起き上がる


絶望的な気持ちでも

感情殺して1日を始める


変わり映えしない1日を

今日もなんとかやり過ごす





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一人一人様々な日々

それでも生きていく

時は流れてく

『潔さと脆さ』

なにを震えてる?



人であるが故の

己の脆さを突きつけられた




晴れやかに咲き

潔く散る



風に舞い踊り

土に紛れて朽ちていく



躊躇うこともなく

怯えることもなく



その強さが美しい




青空を見上げながら

小さく泣いた




それでも

人として生きていく

『自分を生きよう』




自分を生きよう



ずっと忘れてた



自分を大切に

自分の好きを大切に

自分の心地よさを大切に



何もかも遠くに忘れ去ってた


思い出してよかった