翠月の零れる呟き

日常の呟き

『イライラをぶつけた』



イライラをぶつけた

力一杯ぶつけた

八つ当たりだ


ぶつけて、ぶつけて

相手が傷付くまで

ぶつけ続けて泣いた

一番卑怯だ

最悪なヤツだ


なのに何で優しいの?

何で背中を向けないの?

いつも不器用なくせに優しい


イライラをぶつけた分

自分の心が痛くなる


結局は私自身が

ちっぽけなんだと思い知らされる

『心が疲れると海が恋しくなる』



心が疲れた時

どうしてますか?


どうにも全てが動かなくなった時

どうしてますか?


ソファを庭に向けて

風に揺れる草花を眺めながら

ヘッドフォンで波の音を聞いてる


何故だろう?

心が疲れると海が恋しくなる


あ、そうか

海は生き物の故郷だからだね

『時計の針は止めてしまえばいい』


焦らなくていいよ

時計の針は勝手に動いてく

あの針に振り回されるなんてバカらしい

チクタクチクタク

気になるなら消してしまおう


深く呼吸してみよう

身体の中を入れ換えるように

そして心の声に耳を澄ませてみよう


『自分に優しく』て難しい

凄く簡単なのかもしれないけど

いつも後回しにしてきたから

すぐに見失ってしまう


だからこそ意識的に

心と身体を見つめたり

自分と対話したりすることを

大切にしたいね